【2023年度の第二次研究協議会 開催のようす】

◆下記のリンクからダウンロードして下さい。

【2023年度の第二次研究協議会について】

◆2023年10月13日(金)8:30受付開始 9:00研究授業開始

 ※石教研情報No,409より訂正・変更があります。下のリンクからダウンロードして下さい。

【2022年10月14日(金)第二次研究協議会 終了!】

◆以下の 日程で第二次研究協議会が行われました。リモートで行われた今年度の二次研究協議会ですが、写真での当日の様子と、授業分科会での協議内容、成果と課題をお知らせします。

◆2022年10月14日(金)※オンライン開催  中心サークル:石狩市

◆12:30~ 受付

 13:00~ 全体会

 13:30~ 研究授業 +事後研 (事前に行った授業映像をYouTubeで視聴)

  ◇小学校 1年 「いっしょにおさんぽ」本間 洋子教諭/紅南小学校

  ◇中学校 2年 「構図に思いをのせて」樋渡 真紀教諭/花川南中学校 

 15:30~ 分科会 (作品持ち寄り、実践レポートと合わせて発表・交流)

◆ ◇授業分科会での協議内容◆ ◇

【小学校授業 授業概要】

小学校 1年 「いっしょにおさんぽ」本間 洋子教諭/紅南小学校

本題材では、社会見学で見学してきた動物の中から、一緒に散歩に行きたい動物を選び、「どんなところに行きたいか」「どんなふうに散歩したいか」などを思い浮かべながら、自分と仲間との散歩のようすを油粘土で表す。本時の課題はねんどのわざをつかって、おさんぽするじぶんとどうぶつをたのしくつくろうというもの。身に付けてきた粘土の技法(丸める・伸ばす・ねじる・つまみだす・にぎる など)を生かし、「つくり・つくりかえ・つくる」の活動を行き来しながら表していく。

【小学校授業 事後研 参加者より】

◇粘土を「まとめる」「トントン」としっかり技を使って、作品作りを行っていた。 ◇子どもたちが作品を最後まで追求し、伸ばしたり、つなぎ合わせたりしているのが良かった。 ◇本間先生の「出来上がりを楽しみにしているね。」という言葉を受けて、子どもは一生懸命に作ろうとしていた。 交流の場面では、友達と作品を手に持って話し合ったり、指でさして説明したり、歩いて作品の周りを眺めながら話したりしていて、しっかり交流ができていた。

【小学校授業 成果と課題】

成果:表現に必要な技術をしっかり身に付けていたことが、子どもたちの「こうしたい」という思いを形にすることにつながった。子ども一人一人への授業者の声掛けや子ども同士の対話から、自分の作品への思いの高まりを感じ取ることができた。

課題:教師が子どもの作品に「上手」「すごい」という言葉を投げかけることは良いが、子どもの発想を引き出し、作品の思いに寄り添うことに重点を置くことが大切である。

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【中学校授業 授業概要】

中学校 2年 「構図に思いをのせて」樋渡 真紀教諭/花川南中学校

◇タブレットのカメラ機能を活用した写真表現の授業。本時の課題は「自分が意図する作品(写真)になるよう、場所設定や構図、色彩などの表現方法を考え制作しようというもの。本時では、プレ撮影の作品交流を経て、撮影する場面設定や背景、光や陰、色彩などの構図の工夫を班で協力して追究させ本番の撮影をする場面。

【中学校授業 事後研 参加者より】

写すことで表現できるため、表現のハードルが下がり取り組みやすい。光の扱いやテーマに合わせて構図を考えるヒントになる。 ◇モチーフの手とテーマ「希望」は、中学生の段階ではちょうどよい。交流しながらすぐに修正している生徒がいて、タブレットの良いところだと感じた。 ◇自然にコミュニケーションをとりながら活動する中で、練り合っていこうとする姿や仲間と協力し合い助け合う姿が見られた。

【中学校授業 成果と課題】

成果:工夫すれば作者の意図や表現が伝わりやすいという写真の特性を十分に生かした題材と言える。子どもたちが生き生きとし、対話が多かった。互いに他の作品の良さを発見し、伝え合う時間がとても重要であり、その姿が見られたのは日常の授業づくりの成果である。

課題:美しさを表現する手段としての写真と捉えた場合、意図する構図に加え、形や色の美しさについても追及することが必要である。

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◆ ◇分科会・レポート研修会◆ ◇

◇新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、各勤務校からのリモート形式の開催となった。

◇全体会では、今年度の研究計画についての確認、これまでの取組の概要発表、今後の取組の説明等を行った。

◇ 公開授業では、石狩市立紅南小と花川南中で事前に収録した授業の様子をオンラインで視聴した。

◇ 分科会では、3グループに分かれ、下記の討議の柱に沿って研究協議が行われた。

◇ 後半の分科会では、4グループに分かれ、各部会員からの実践レポート(提出75名)の説明や作品の紹介等を通して、日頃の実践の成果と課題について交流を図った。

◇一部部会員は児童・生徒の作品を持ち寄り、カメラを通して作品の紹介を実施。有意義な研修会となった。

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【2022年度の第二次研究協議会について】

◆2022年10月14日(金)PM リモート開催/13:00全体会~

 ※詳細は、部会便りNo.4・C4thメールを確認してくください


【2021年10月15日(金)第二次研究協議会 終了!】

◆以下の 日程で第二次研究協議会が行われました。写真での当日の様子と、授業分科会での協議内容、成果と課題をお知らせします。

◆2021年10月15日(金)※小中分散開催

 小学校 会場:江別市立対雁小学校 / 中学校 会場:江別市立江別第三中学校

◆12:30~ 受付

 13:00~ 全体会

 13:15~ 研究授業 +事後研 (事前に行った授業の録画映像を視聴)

  ◇小学校 2年 「はさみのあーと」鈴木 愛教諭/対雁小学校

  ◇中学校 3年 「プラスチック工芸」佐藤 哲教諭/江別第三中学校  

  ※中学校は、上記のほか、各校の先生方の授業実践をダイジェスト的にまとめた映像

 14:40~ レポート研修 (作品持ち寄り、実践レポートと合わせて発表・交流)

◆ ◇授業分科会での協議内容◆ ◇

【小学校会場 授業概要】

◇小学校 2年 「はさみのあーと」鈴木 愛教諭/対雁小学校

◇本時の課題は「たくさんの”○○みたい”をみつけよう」というもの。前時には、はさみで切りぬいた形を「魚」や「かいじゅう」などに見立てる活動を行った。本時で児童はペアになり「これは何の形でしょう?」「魚かな?」「なるほど私は○○に見えたよ」と、何の形に見えたかを伝えあう。はさみで紙を切りながら生まれた形をもとに、表したいことを見つける授業。

【小学校会場 参加者より】

◇オノマトペがよかった、わかりやすいし、おもしろい! ◇偶然できた形を楽しく考えられているところがよかった。 ◇見立てる時間をしっかり確保していてよかった。

【小学校会場 成果と課題】 

成果:どうやって形を切って見つけさせるのかなど、ねらいが明確であった。形への気づきがあった。今後につなげるために、題材だけではなく、作品についての感想「おはなしきかせて」を描かせるとよい。

課題:技能と発想が組み合わさっていくとよいと感じる。子どもの言語として、表せるような工夫が必要。指導の中に、具体性がもう少し必要だった。「どの部分が○○に見えたのか?」など。

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【中学校会場 授業概要 ※江別第三中 佐藤先生の授業のみご紹介】

◇中学校 3年 「プラスチック工芸」佐藤 哲教諭/江別第三中学校

◇本時の課題は「デザインを確立させる」というもの。本時はデザイン構想の1回目の授業。前時には、制作のオリエンテーションを行っており、制作に必要な知識を理解したうえで、作品に込める思いを明確できるようになっていた。「テーマは○○です」「その心は?」と、教科担任と生徒が対話しながら、表したいテーマを決め、デザインを構想していく授業。

【中学校会場 参加者より】

◇抽象表現の評価に難しさを感じるが、つくる過程を重視できている点がよい。 ◇作品のすばらしさもあるが、作業の「行為」が熱中する要因となっていた。 ◇生徒の発想と技量のちょうどあった作品づくりが、実践できていて素晴らしい。 ◇費用が掛かりすぎる点や、時間や手間がかかる点が難点だが、生徒の工夫やこだわりを実現できる授業になっていた。

【中学校会場 成果と課題】

成果:表現活動と作業行為の面白さが、マッチした授業となっていた。試作段階での「何度もやり直せる」という安心感も、作品の質の向上につながっていた。頑張りや努力が結果につながりやすい教材なので、苦手な生徒でも参加しやすい点もよかった。

課題:費用がかかるなど、物質的な制限がある。抽象表現の難しさなど、評価の際には注意が必要。

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◆ ◇分科会・レポート研修会◆ ◇

◇新型コロナウイルスの影響もあり、小・中一斉開催はできなかったが、それぞれ別会場で同一テーマのもと共通の意識で交流することができた。小学校部会は、部会員数が多く、体育館での開催、中学校部会は部会員数が多くなかったため、特別教室を使用して開催した。

◇表現や素材の扱い、身に付けさせたい力などについて討議を深めた。人数が少ない分、より深い討議となった。 

◇各地区からのレポートおよび指導案(レポート提出65名)と、当日持参した作品やワークシートなどを使って交流を行った。

◇ほとんどの部会員が児童・生徒の作品を持ち寄り、有意義な研修会となった。


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【2021年度の第二次研究協議会について】

◆2021年10月15日(金)PM 江別市にて ※小中分散開催

 小学校 会場:江別市立対雁小学校

 中学校 会場:江別市立江別第三中学校


◆詳細【 第二次研究協議会 開催要項(PDF) 】は こちらからダウンロード☟☟ 

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